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何でもアリの

テレビ番組の感想を綴るブログ

水10 花咲舞が黙ってない vs リスクの神様

毎クールなぜか題材が被る水曜10時のドラマ枠。
今回も「仕事の裏側を見せるドラマ」被り。
しかしそれぞれのドラマから受ける印象は全く逆と言っていい。

「花咲舞」の方は銀行に限定した世界観なのに対し、「リスク」の方は異物混入、恋愛スキャンダル、工業薬品流出など毎回扱う問題が違う。正直花咲は続編ということもあり、銀行とは関係無いストーカー問題を扱うなどネタ切れの感は否めない。その点はリスクの方に分があると言える。

出演者の豪華さもリスクは今クール1と言っていいと思う。主演は久々の民放ドラマ出演となる堤真一。その他にも小日向文世吉田鋼太郎古田新太田中泯など各ドラマに一人いれば十分なくらいの濃いベテラン陣が勢揃い。そんな中で戸田恵梨香森田剛といった若いレギュラー陣も好演している。

これだけの条件が揃っていれば、リスクの方が話題になってもおかしくないのだが、実際は花咲が今クールぶっちぎりの視聴率を獲得し、リスクはその半分にも満たない数字に留まっている。

これは何故なのか、とこの2つの内容を見比べた時、視聴率の明暗を分ける大きな要因の一つに「遊び」の部分の有無があるのではないかと思い立った。

花咲は銀行を舞台にしているとは言っても合間に花咲とその相方である相馬の漫才のようなやり取りだったり、花咲の父親が営む店の料理がやたら美味そうだったり、本筋と関係ない部分、つまり「遊び」の部分も目につく。

一方リスクは危機対策という仕事にのみ焦点を絞っており、「遊び」の部分は皆無と言っていい。1話からの一貫したストーリーとして西行寺と神狩それぞれの父親の話も並行して描いてるとは言え、そっちはそっちでシリアスだし。つまりリスクの神様は「流し見ができないドラマ」なのだ。

作品としてはリスクの方が濃密で見応えがあるのだが、ある程度集中力が必要になるため、スマホを弄りながら見るのには不向き。そういう意味では花咲の方が圧倒的に見やすいのである。せめて時間帯が違っていれば…。