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何でもアリの

テレビ番組の感想を綴るブログ

2016年 冬ドラマ途中経過

ドラマ
1月スタートの連ドラをザッと視聴したので、内容の傾向を分析しつつ感想をまとめてみた。
 

時代劇がおもしろい

今年の目玉といえば堺雅人主演、三谷幸喜脚本の大河ドラマ真田丸」。2話まで視聴した感じだと、主人公の真田信繁真田幸村)の物語というよりは、真田、織田、徳川、上杉、北条の行く末を平行して描いていくようで、キャストの濃さもあって1年間楽しませてくれそう。物語は武田家の終焉から始まったが、偉大な武将・武田信玄を父に持つ武田勝頼の悲哀を演じた平岳大が今のところMVP。
木曜時代劇「ちかえもん」は替え歌あり、アニメありの破天荒な時代劇。スランプに悩む浄瑠璃作家・近松門左衛門を演じる松尾スズキがなんとも愛らしくて笑ってしまう。安定の朝ドラ「あさが来た」も含め、時代劇が充実しているクール。
 

重い・暗いシリアス路線

重いテーマを扱った作品が多いのも今期の特徴。
その中で夫による妻へのDVを扱っているのが「はぶらし/女友だち」と「ナオミとカナコ」。どちらも女性2人をメインとしたサスペンスで内田有紀が出演。「ナオミとカナコ」の高畑淳子演じる中国人女社長は一見の価値あり。
冤罪をテーマにした「逃げる女」は疑心暗鬼の世界を映画的な繊細さで描いている。臓器提供のために教育された3人の男女の物語「わたしを離さないで」は最初の2回をほとんど子供時代に費やすという攻めた姿勢。
閉鎖された田舎から東京へ飛び出した若者のラブストーリー「いつかこの恋を思い出して泣いてしまう」は月9とは思えない暗さで、従来のこの枠の視聴者層に合わないのは明らか。ただ胸に刺さるセリフやシーンは坂元裕二ならでは。

アットホームなコメディー

対照的に安心して観られるコメディタッチの作品も多数。

ダメな私に恋してください」は「あさが来た」でブレイク中のディーン・フジオカを愛でるドラマかと思いきや、深キョンの可愛さを再確認させられる。「家族ノカタチ」は結婚不適合者の主人公と奔放な父親の共同生活から始まるホームコメディ。ここ何年かで大作枠になりつつある日曜劇場としては薄味。「お義父さんと呼ばせて」はオドオドした遠藤憲一を堪能できるが、同じ方向性の「民王」に見られたようなギャグのキレやブラックさはあまり無く、安心はできるが少々物足りない。

大河は別枠として、脚本は勿論のこと映像、音楽、衣装にも拘りが見られる「ちかえもん」「逃げる女」「わたしを離さないで」が個人的トップ3。「ナオミとカナコ」は高畑淳子を楽しみに視聴。