2018年春ドラマ ザッと感想
4月スタートドラマの1話または2話までの現時点での印象。正直今期は久々に朝ドラにハマれているのであまりドラマ充を必要としてないのだけど、それにしてもスーツを着た大人のドラマばかりで食傷気味。
コンフィデンスマンJP ★★★☆☆
「リーガルハイ」「デート」の古沢良太久々の連ドラ。スケールがでかくて景気が良い。でも個人的にはクドカンの「監獄のお姫さま」同様イマイチ乗り切れずに終わりそう。
シグナル ★★★★☆
今期の事件解決モノの中では唯一積極的に観たいと思えるドラマ。コミカルさは皆無(木村祐一がそのパートを一手に担っている)でWOWOWかな?と思うレベル。長谷川京子のサイコパスぶりが予想外に良かった。
正義のセ ★★★☆☆
恐ろしく癖が無い。「過保護のカホコ」「奥様は取り扱い注意」「anone」と変わり種が続いた反動だろうか。その代わり目新しさも無いが。
あなたには帰る家がある ★★★☆☆
不倫ドラマと見せかけて天海祐希の「Around40」のような世の女性の気持ち代弁ドラマ。「奪い愛、冬」「ホリデイラブ」のようなネタドラマ化はしなさそう。ユースケのモラハラ夫と木村多江の不倫妻はハマり過ぎて笑う。
ヘッドハンター ★★★★☆
テレ東が新設した「ドラマBiz」枠の第一弾。1話、2話のゲストが北村有起哉、高橋克実、緋田康人、高嶋政伸、正名僕蔵という絶妙さ。漫画「ブラック・ジャック」のヘッドハンティング版のような味わい。
花のち晴れ★★★☆☆
花より男子の続編。満を持しての中川大志だけど、他の生徒役のキャストが伸びしろを期待してなのかだいぶフレッシュなメンツ。杉咲花と木南晴夏の安定感が際立つ。滝藤さんは朝ドラの優しいお父さん役との高低差が凄い。話自体は面白いので花男に思い入れが無い自分は普通に楽しむ方向。
未解決の女 ★★★☆☆
脚本が「あさが来た」の大森美香なせいか、波瑠のキャラクターがあさの現代バージョンのような直情型ヒロイン。しかし最早彼女にそういった役柄は求められてない気も。
モンテ・クリスト伯 ★★★☆☆
日本では「巌窟王」として有名な海外小説の現代版リメイク。ラストの田中泯登場で一気にドラマの空気が変わった。「刑事ゆがみ」「隣の家族は青く見える」というここ半年の個人的お気に入りトップ2を生み出した枠なので面白くなって欲しい。
やけに弁の立つ弁護士が学校で吠える ★★★☆☆
「学校の先生ってマジでブラック職だな...」という気持ちが強くなった。
おっさんずラブ ★★★★☆
お堅い作品群の中に燦然と輝くおバカドラマ。2016年の特番の時と比べてノンケ役の田中圭のキャラがマイルドになり見易くなった。
ブラックペアン ★★★★☆
半沢チームの新作は池井戸潤原作ではなく「チームバチスタ」シリーズの海堂尊による医療モノ。幸いにも同ジャンルのドラマが無いお陰で寧ろ新鮮な気持ちで観れた。竹内涼真は相変わらず美味しいポジション。